STI性感染症|大網白里市の泌尿器科・皮膚科・内科-おおあみ泌尿器科

〒299-3235
千葉県大網白里市駒込1482
0475-70-1333
お問い合わせ
ヘッダー画像

STI性感染症

STI性感染症|大網白里市の泌尿器科・皮膚科・内科-おおあみ泌尿器科

性感染症(STI)とは?

性感染症(STI/Sexually Transmitted Infections)とは、性行為を介して感染する疾患の総称です。
男性では淋菌やクラミジアが原因でおこる尿道炎、ウイルスが原因でおこる性器ヘルペスや尖圭コンジローム、その他毛じらみや梅毒などがあります。さらに患者数は少ないですがエイズもSTIのひとつです。

男性に多いSTIは淋菌・クラミジアによる尿道炎

男性のSTIの80%以上が尿道炎です。尿道炎の大部分は淋菌とクラミジアが原因となります。同時に両方にかかる場合もあります。

間違っていませんか、あなたの性知識

淋菌やクラミジアがいる場所は性器だけではありません。咽頭にも菌は存在しオーラルセックスによって感染します。特に淋菌性尿道炎では、近年オーラルセックスによる感染頻度が増加しており、大きな問題となっています。

種類と症状

こんな症状が出たら危険信号

排尿痛

  • 淋菌では強い
  • クラミジア感染では弱い

尿道分泌物

  • 淋菌感染では膿性で多量
  • クラミジア感染では水っぽく少量

尿道そうよう感

  • クラミジア感染のみ

外尿道口の発赤

  • 淋菌感染時の症状

※別のウイルスや菌が一緒に感染している事もあります。症状だけで判断せず検査を受けましょう。

相手が一般女性でも感染の危険性は同じ

女性はクラミジアに感染してもほとんど症状がでないため、一般女性の間でクラミジアは浸透しています。10代女性の25%がクラミジアに感染していたというデータもあり、一般女性だから安全ということはありません。

特定の相手でも安全ではない

あなたの相手が一人であっても、もし相手の女性が別の男性とセックスしていたとすれば、感染の危険性はあなたが不特定多数の女性とセックスするのと同じになります。大丈夫といえるのはお互いに相手が一人だけの場合です。

治療と予防

早期診断、早期治療が原則

淋菌性尿道炎、クラミジア性尿道炎は、早期診断、早期治療によって確実に治る病気です。
尿から淋菌とクラミジアの両方を同時に検査することができます。原因菌がわかれば抗生物質を投与し、治療を行ないます。しかし放っておくと、感染が進行し他の臓器に広がることもあります。

注意

  • 感染がわかった場合には必ずパートナーも一緒に治療しましょう。
  • どちらかが感染している限りピンポン感染を繰り返すことになります。さらに、淋菌とクラミジア感染は、女性の不妊症の原因となります。
  • 治療中はアルコールを避け、規則正しい生活を心がけましょう。
  • 感染しても簡単に治るからと安易に考えてはいけません。セックスで感染する病気には淋菌やクラミジアだけでなくエイズもあります。とにかく感染しないことが一番です。
  • 症状がなくなったからといって、薬の服用を自分で中止しないでください。必ず再診して治癒(菌が消えているか)を確認しましょう。

予防のために…

STIは予防できる病気です。そのためにコンドームがあります。コンドームを使うのは避妊のためだけではありません。女性がピルを飲んでいたとしてもコンドームは必要です。STIを予防する最も簡単かつ確実な方法、それがコンドームです。

STIに感染するのは運が悪いからではない

もしあなたがコンドームをせず、不特定多数の女性とセックスを続ければ、確実にSTIに感染します。たとえ1回だけだとしても感染する確立は決して低くはありません。運が悪いからSTIに感染するのではなく、運が良いから感染しないだけなのです。